金曜日の夕方、立ち寄る店を探しながら帰路についていると懐かしい看板を見つけました。
20数年前の若かりし日の僕がガッチガチに緊張しながらデートで利用したお店「スパ三世」、
この姉妹店と思われる「スパ一世」を発見したので立ち寄ってみました。
スパ三世は既に閉店してしまったので、当時の面影は記憶に頼ることとなるのですが
お店の外観の雰囲気は当時の記憶と合致するものがあります。
そんな甘酸っぱい記憶をたどりつつ立ち寄ってみたお店
いわゆる有玉のグルメ通りの一角で、目の前には「スパゲッティ五右衛門 浜松有玉店」とがっぷり四つ相撲を繰り広げていつつ、
周辺エリアにはカッペリーニ、ドルチェスタ!などイタリアン・スパゲッティー店が軒を並べる超激戦区。
そんな中で古くから店舗を構える同店は期待が高まるばかりです。
有玉グルメ通りの一角・スパ一世
ちなみに僕はスパ三世は行ったことあるが、一世は今回が初めての来店となります。
そもそもイタリアンに一人で行って大丈夫なのかと不安を覚えつつ店のドアを開けてみます。
1階は木製のダイニングチェアのテーブル席となっており、2階はソファー掛けのテーブル席、かなり広い店の作りとなっていました。
1人で食べれるカウンター席は無いようで2人掛けのテーブル席に陣取ります。
今回はたまたま2階席をチョイスしたのですが、くつろいでゆっくり食事を楽しむならやっぱりソファーがイイですよね^^
店の雰囲気は完全にアメリカンオールドウエスト、西部開拓時代を思わせるインテリアが随所にちりばめられており雰囲気はバツグンです。
ここら辺が、イタリアン激戦区でありながら繁盛させている所以なのかもしれません。
しかし、イタリアンなのにアメリカンオールドウエスト!?と不思議に思いましたが… ま、いっか(笑)
と、気を取り直しメニューを開いてみると何と!そこには!
七人の侍
非常に「和」の雰囲気を感じさせるこのネーミングは、イタリアンとアメリカン、そして日本を融合させたかなりワールドワイドなスケールを感じさせてくれます。
メニュー表をざっと伺うと
・トマトソース
・クリームソース
・七人の侍
とスパゲッティーは大きく分けて3つのジャンルに分かれているようです。
で、結局僕が選んだのはそのどれでもなくスペシャルメニューのコレ
ゴロゴロにん肉スパ 1280円
ついつい、肉の誘惑に負けてしまったのですが、ここは僕の選択ミス
やはりブログ的にはスパゲッティーの王道ともいえるトマトソースを選択して味を見るべきだった…
絵ズラ的にも真っ赤なトマトソースのスパの方が画像が映えます。
またここでも宿題を残す事となりました^^;
そして、注文から待つこと10分、僕が注文したゴロゴロにん肉スパが運ばれてきました。
アツアツの料理は少し離れたところからも肉の焼けた匂いと、焦がしニンニクの食欲をソソる香ばしい匂いが漂ってきます。
お皿をパッと見ただけでもニンニクの量が多いことがわかります。
ではさっそく頂いてみます。
おっと、つい先日、ラーメンを頂いたのでついつい麺をズルズルとすすりそうになりましたがこれはNG
慣れないフォークに面をぐるぐると巻き付け食べます。
おろししょうがが添えられていることからもわかる通り、味付けは醤油ベースでけっこうしっかり濃いめ
ゴロゴロとした牛肉は熱々で噛みしめる度に肉汁が溢れ出てきます。肉の量も多めでお飾り的な意味合いではなくしっかりとお肉を食べた感を得ることができました。
しいて言うならば、このニンニクの量…けっこうハンパ無く多いです^^;
後日談となるのですが、翌朝まで「パパお口臭い」となってました。
これこそニンニク料理の醍醐味だと言えばそれまでですが、
この後、彼氏彼女と… 、とお考えの方は控えた方がよろしいかと(笑)
肉の誘惑に負けてトマトソースを食べることができなかったので、次回こそはチャレンジしてみたいと思います。
スパ一世はスパゲッティーの種類も豊富、雰囲気もパッチリなのでカップルでのデートの際や、女子会なんかの会場としても選択肢に入れてもいいんじゃないかな、と思います。
スパ1世有玉店